記事の内容は、藤子F不二雄の同名コミックと関係あるかも知れない
 
2016.02.04.
 共同通信が、例の右翼元知事から、もんじゅは必要だというコメントを引き出している。聞き書きであろうから実際にどう言ったのか正確ではないが、それにしても、いまさらこんなトンチンカンな意見を聞く必要はなかったろう。貧困にあえいでいる地域の電気に原発が必要??現実に、途上国と言われる地域で電力源になっているのは、コントロール困難な原発などではないことを、このお方はご存知ない? そんなはずないだろう。この人物のスタンスを考えれば、原発を維持したい動機は、電気の問題ではないはず。
 記事の中でこの御仁は「もんじゅはナトリウムを漏らした事はあるがプルトニウムを漏らした事は無い」と強調されたそうである。一歩間違えば福島第二の比ではない大災害が起こりえた事故が、完全にスルーされている。敦賀湾周辺に放射能が降り注がなかったのは、いくつかの幸運が重なった事が大きい、技術でコントロールされたわけではない。
 このような記事がなぜこの時期に掲載されたのか、もんじゅを存続させようと必死になっている勢力からの働きかけか?不都合な事実から目をそらせさせようとは、あまりにも見苦しい。

2015.11.03.
 今この国では密やかに革命が進行している事を多くの民は認識していない。 残念ながらそれは人民の人民による人民のための革命ではない。 すでに過去のかなたに消えたと思われていた封建時代の再現である。
それを促進するのは必ずしも「政治」にかかわるものだけではない、 最先端のIT機器を駆使し、情報を操作する能力を有する者たちが 旧態なるヒエラルキーの形成に嬉々として協力している。 さらに、実動体として既に多数のシンパを獲得する事に成功しており、 いわゆる「ネトウヨ」と称せられる集団は、まさにこの体系を擁護する信者である。
見てみよう、
彼らが「ヘイト発言」と称するのは、権力者に向かっての発言であり、弱者に向かってではない。
彼らが守るべきと言うのは、領土と国境であって、国民とその生活ではない。

 日本のさまざまなシステムが機能不全を起こしつつある。
ネトウヨたちは叫んでいる、「戦後の教育が悪いのだ」と、 (近視眼的な視野しか持たない)このような言い分を真に受けてはいけない。 上位からの絶対的な命令に逆らう事が出来ず、 虚偽のデータを捏造し、不正を隠蔽してまで命令の遂行をとりつくろう必要性を 生ぜしめているシステムこそが、その要因である。
マンションの杭問題然り
それに、かつてこの国を戦争へとかりたて、無謀な拡大を続けたのが この体系維持派であったことを忘れるのは愚かである。

 この国の「ネトウヨ」化には、外国からの資本が関与しているという説があった
不都合な事をすべて陰謀と称するのは賢明な態度ではないが、 もし、それが事実とすれば、その目論見は見事に 成功したと言えるだろう。

2015.10.22.
 ジュンク堂「自由と民主主義」ブックフェアがネトウヨの攻撃で炎上しツイート削除・・だそうだ。ついにここまで来たか。●aho● newsのコメントに流れるのは、言論圧殺を肯定する文章、おぞましいヘイト発言。いいかげんにNewsへの役に立たないコメント欄など止めればいいのに、何かの思惑があるのか?
 やがて来るであろう関東大震災で、どんな事態が起こるか、その結果をどう処理するつもりか、身震いがする。

2015.09.29./07-01の記述への追加
 週刊新潮にどんな種類の記者が居るのか知らないが、少なくともその中に「民主主義」を嫌悪する物が居ることはわかった。確信犯なんだろな、でなければ恥ずかしくてそんな記事は書けないよな。

 
2015.09.19.
 「安保法制に反対する国民とは誰の事?どこにいるの」、と語ったマスコミ人(時事通信解説委員)が居るそうだ。もはや支配者側しか見ないマスコミが何と多いこと。そもそも権力に媚び諂う物がマスコミと名のる資格を有するのか?!と、今この国で叫んでも無益なことらしい。いずれ現政権の思惑に沿って「安保法制に反対する者は非国民であって国民ではない」と言い始めるのだろう。
 周りで煽り立てる物がゾロゾロと出てくる、外に向かって武器を使う道は開通した、あとは誰かが火をつけるだけ。

 こうなれば戦争を始めるのは簡単なことだ、たった一人の狂信者がそこに居れば事足りる。

 
2015.07.01.
 各地の地方議会でJimintoまでもが今提出されている「安保法制」に異議を唱える議決をしているとか。憲法9条を守りたい側から、これを歓迎する声が聞こえるが、甘いんじゃないの。これが何を意味するか考えてるのかな、すでに彼らは憲法9条改変を射程に入れているという事だよ。現在提出されているいわゆる安保法制が否決されたら、本丸を落とす工程に入る準備が出来ているという事だよ。

 さらには、日本の憲法を根本的に書き換える準備さえ整っているという事かも知れない。現憲法を「押し付け憲法」などと気軽に書く某○潮週刊誌の記者は、Ji.らの目指すのが基本的人権・言論表現の自由・民主主義も改変の対象にしたものだと認知しておるのか?これらの現憲法の基本こそが「おしつけ」であると彼らは言っているのだよ。西欧のような民衆の蜂起を経ていないわが国では、これらの理念はあり得ないとさえ。それを知った上で彼らに与すると言うなら、正々堂々と「彼らの描く日本」の姿を隠さずに明らかにすべきだろう、はたして、どのような国になるのかを。

 
2015.05.22.
 「国主導で核ごみ処分地選定」だそうだ。なるほど、そう来たか。
一時的な再処理と称して集めている六ヶ所村にそのまま押し付けるのかな? 沖縄に対する現政権の態度をみれば、あり得る事だ。平気で原発再稼動を進める原発さん達は、ひょっとしてこの筋書きをご存知なのか?

 伊方も再稼動するそうだ、原子力「規制」委員会と言う名の、規制などする気がもうとう無い集団が審査したのは、「安全対策」という名をつけた工事が成されたか、あるいは、成されつつあるかどうかであって、「安全」を保障するものではない。伊方で事故があった場合、太平洋に面したF1のように大量の黒潮や親潮で汚染水を薄めてくれる事は期待できないよ。その時に瀬戸内海がどうなるか、シミュレーションしてるのか?

 
2015.04.30.
 原発立地の自治体がむしろ積極的に再稼動を訴えている、今の生活をどうするんだと彼らに言わせて、それを口実にして・・・何という姑息なやり方。再稼動を希望する自治体の責任者が、今後の事をどれだけ考えているのか、事故無く終わったとしても、いずれ廃炉になった後、その大量の核ゴミがどこへ行くのか。青森県がすべて引き受ける?そう行くのかい?
最終処分地が決定しなかった場合、そしてその可能性は極めて高いのだが、一時的な保管と称して、十分な対策も取らないまま(一時的な保管なのだから厳密な対策は必要ないと主張するだろう)元の敷地に留まる事になり得るのだよ。

 
2015.04.04.
 近頃見なかったケントギルバートさん、最近は●んk●の宣伝マンになっておられるようですね。曰く「道徳の授業を強化する方向には大賛成だ。愛国心の強制だなどと騒ぐ人々は、日本以外の某国への愛国心が強すぎるとみえる」
 自分の国に誇りを持って愛することは大事だと思いますよ。ただし、それは国の指導者を愛することとは全く別ものなんです。他の国を悪しざまに罵倒する事でしか誇りを感じない、愛する気持ちを持てないというのは、愛国心とは言えませんね。氏は某宗教の信者だと聞いておりますが、他の真っ当な信者の方々にも偏見を覚えせしめるような言動は、いかがなものでしょうかねえ。

 
2015.04.01.
 ニュース9の大越キャスターが降ろされた。番組の改編だと言うなら、あの気持ち悪いナレーションだけ出てくるアナウンサーも居なくなるんだろうと思っていたら、まだ残ってる。やっぱり彼女が、いずれあの言い回しで「宣戦布告」の臨時ニュースを担当するのかい。

 
2015.03.20.
 イタリアの電気技師が先月、変換効率64%のソーラーパネルを開発したと発表したそうだ。もしそれが実用化されれば、西日本の一般住宅ならば、真冬でも、光熱消費を含むほぼすべてのエネルギーをまかなえる(効率的なバッテリーの開発も必要ではあるが)。さらに今、太陽エネルギーだけで飛ぶ飛行機が、2人の(今のところは1人)操縦士を乗せて世界一周しようとしている。「再生可能エネルギーは代替エネルギーにはなり得ない」と言って、核エネルギーに頼ろうとするこの国はますます世界から取り残された存在になりそうだ。
最近、「こんなにすごい日本の○○・・」といった題名のTV番組をやたらと見るが、昔の栄光(あるいはその名残)を思い出す「ノスタル爺」の類が何と多いこと。それが悪いことだとは言わないが、今から先の「すごい進歩」を見せて欲しいものである。と言っても、Puを手元に持っておきたい(何の為にかは問うまでもない)今のアナクロ政権下では無理な話か。

 
2015.02.02.
  カイロでの演説で、なぜ「IS」に言及する必要があったのか。あえてその名を出さずとも「人道支援である」と言えば済んだはずである。
 その時点で交渉は既に決裂していたと? ならば、なぜ交換条件がその後に変更された?
 政府は人質の事を知っていたはずである、negotiationが進行中であると知っていたはずである、だとすれば、あの演説は「毅然とした態度」などではない、「挑発」である。
今回の交渉を、今後のために検証すると言っているそうだ。今の政府がまともに取り組むと思っている者が誰か居るのか。

 案の定、交渉の内容は「特定秘密」に関係すると言っている。そればかりか、気に入らない報道に対して「訂正」を要求している。さらに、とりまきを使って後藤氏を(公式には今のところは婉曲に、ネットでは読むに耐えない言葉で)非難し始めた、矛先をかわすために
いくらあがいても、現実は消せない。それとも、2020年の運動大会テロ対策と称して更なる言論統制を加える魂胆か?

ネット世論?それが<http://lite-ra.com/2015/01/post-776.html>誰によって造られた物か、多くの者は気付いているだろうに、気付かないふり知らないふりをしてこの国が縮んでゆくのを眺めるだけか。

 2015.02.08. やっぱり出た、御用Y新聞の政権擁護、「危険地域のテロ被害は本人に責任」だと。2013年のアルジェリア人質事件をこの新聞は今どう述べるのか? 危険地域に行かざるを得なくなる状況があることを、これっぽっちも考えていないらしい。

 
2014.04.22.
 「戦争で亡くなった人を慰霊するのは当たり前の事だ」という言葉に異論をはさむつもりはない
しかし、慰霊の場所が、なぜ極めて特殊な宗教団体でなければならないのか。
しかも、それは単なる宗教団体と云うだけではない。
それはまた、先の戦争に於いて、民を軍隊に徴用するシステムとして機能していた。
なぜ戦争をするのか、を考えさせないための洗脳システムでもあった。
今また、なぜそれを復活させようというのか。
いくら慰霊だと言い張っても詭弁である、
他の方法はいくらでもある。

戦争の被害は決して全ての民が一様だったのではない。
戦争を遂行する位置に居た者たち、戦争を利用した者たちが、今どこに立っているか、
多くの民はそれを見ようとしない。
彼らが何を復活させようとしているのか、多くの民はそれを認知しようとしない。

 
2013.12.09.
 冷たい作り笑いを見せながら、その者たちは近づいてくる、「お宅には国旗が掲揚されておりませんが、何か理由がおありですか・・・」「あなたは今国歌を歌いませんでしたね・・・」「意見を統一して絆を強める事は自由および民主主義と何ら矛盾いたしません、よもやあなたは、それに異論を呈せられるわけではありますまいな・・・」
 13-11-26以後、彼らの薄ら笑いは別の物に変わる、「国の安全と平和を守るための戦争に反対する思想を、おまえは持っているのか」

 故意に欠点だらけの法案を出して、その一部を取り繕う事を「協議を受けいれて修正した」と称し、恰も民主的な手法に則った如き体裁を演じる支配者、そのような茶番劇を何の疑問も持たず眺める民、権力に媚び諂う者たちにとってこれほど快い時が、これほど早く訪れようとは

 Aくんへ:君はこう言っていた、「戦争が無い事が、平和である事ではない」と、それは正しい。しかし君は集合論は苦手らしいな、「戦争の無い非平和」はあり得ても、「戦争のある平和」はあり得ないのだよ。

 13-12-09、強行採決を断行した党首が「通常の生活が脅かされる事は断じてない」と語ったらしい。「福島の汚染水は完全にコントロールされている」というフレーズを重ねれば見事なハーモニー。「特定」の判断を身内でやって身内で検証するという方法で「秘密の範囲は広がらない」と、本当に思っているのだろうか、それとも、そのフレーズを絶え間なく繰り返していれば大多数の民は信じ込む(あるいは、諦める)と考えているのだろうか。

 いや、まて、さらに恐ろしい思考が垣間見える。
 彼らにとって、この法で影響を受ける者たち、あるいはそう考える者たちは「通常の生活を営む者」ではないのだ。その者たちは「国家の安全と平和」にとって障害となる者なのだ。その様な、意に沿わぬ者たちを「非国民」とのラベルを貼って排除すれば、「通常の生活が脅かされる事は断じてない」という言葉は非の打ち所の無い正確な表現となる。

 
2013. May.
 「侵略」の定義を、自由に解釈できるとすれば、「侵略された」時も、侵略した側の言い分を論破できない事になるよ。小学生でもわかる理論だよ。

 この国の歴史認識に対し、国連からも疑義が呈されている事を、どれだけの人が深刻に受け止めているのだろう・・・
 この国のSNSに満ち溢れるocculticなnationalismは、楽観的なマスコミの想像以上に深く若い世代に染み込んでいる。そのmoodを最大限利用したい今の政権に、それを変える意思などあるはずもなく、少なくとも今後何十年もの間、この国は世界から「そんな国」だと見なされるのを覚悟せねばならない。

 さて、「景気」というのがいかに(実態と無関係に動く)気分次第なモノなのかを、私は痛感しました。みんなの暮らしぶりが本当に良くなるのなら、それは悪い事ではありませんが・・・そろそろ為替レート変動を現金化したい人たちが動き出すのではないでしょうか。選挙の後??
 
2012. Nov.
 自分と異なる意見の者を「バカ」と言い、テロを容認する発言を堂々と述べ、他人を嘲る事をためらわない、そのような、政治家として問題のある・・・というより、人間として大いに問題のある者をこの国にマスコミはなぜ嬉々として持ち上げるのか、私には理解できません。東北大震災を「天誅」と称した人物です、「堕落した日本人に渇を入れる」ため敢えて戦争を引き起こす事を望んでいるのかもしれまいに。
 
2012. end of Aug.
 某右翼雑誌が、「ネトウヨ亡国論」なる記事をさらけている。「右翼」は「ネットウヨク」とは違うのだそうです。今更何を言い出すのですか、さんざん培養して利用して来たのはあなた方でしょうに。ほんのちょっとしたきっかけで爆発する危うい「愛国」を育てたのは、あなた方でしょうに。今更それに気付いて怯えても手遅れですよ。もはや「ネトウヨ」を礼賛する彼らがこの国を動かす時代になったのですよ。いつぞやの道に舞い戻っているのですよ。
 
2012. Sept.
 福島4号機が危険だとは聞いていましたが、ここまで危機的状況とは認識していませんでした。今すぐに、4号機に残っている燃料棒の取り出しを開始すべきです。この事実を知った上でも、まだ「冷温停止状態」などという「おまじない」を唱え続け、見ないふり・聞かないふりでごまかそうというのは狂気としか言いようがない。
被害の範囲は福島、日本に限らない、全世界レベルの問題です。誇張ではなく、日本人が、この文明に終止符を打った民族として言い伝えられる可能性を想像すべきです。
 
2012.08.16.
 韓国大統領が竹島に行って、香港の活動家が尖閣に入って、何かが動き始めたんですかな。Nikkeiの記事によると、韓国は日米よりも中国に向きを変えるかもしれないとか。
 右派政党はこれを好機と政府が弱腰だと突き上げる、今日のNHKでは2030年の世界状況をシュミレートしたグループが日本の核武装を検討したと言うようなニュースを流してた。さて、そうなった時、今の北朝鮮と日本の立場は入れ替わる事を覚悟しているのかな。北朝鮮も変わりつつあるようだ、いつまでもこの国を悪者にしてそれを材料に外交交渉に当たるのは通用しなくなる可能性がある。それも考慮しているのかいな。
 
2012.Aug.someday
 明石家さんまがオリンピック女子サッカーで日本よりフランスを応援したとかでネット上で「反日」とたたかれているらしい。ネット世論は未熟と記述する新聞記事を見たが、今さらである。いつぞやもここで書きましたが、外国の小学生は(とりわけ新興国と言われる国々の子供達は)しっかりと世界を見ています。対し、幼稚園児以下のレベルで掲示板の記事が埋まるのを見ていると、この国の未来は真っ暗です。ひょっとしたら私の目がまだ黒い間に自国の破滅を見ることになってしまうかもしれないと暗澹たる気分です。

 さて、東電のトップ達が、放射線放射性物質を撒き散らした事に対し何の責任も取るつもりがないらしいとマスコミの記事からは伺えますが、たぶんそのままになるんでしょう。原発が爆発したのは管首相の責任、民主党の無策と言い張って通すのでしょう。やがて右派政権が戻ったら、ますますその方向に世論は誘導され、今原発反対を唱えている多くの部分も、これなら安心と言い始めて、原発事故などなかったかのように事態が「回復」して行く・・・伊方は、再稼動するかどうかまだ何も決まっていないはずなのに、新たな核燃料は搬入されてます。もうストーリーは出来ているんでしょう。ところで、愛媛県知事さんは「再生可能エネルギーは代替エネルギーにはなり得ない」と言ったそうですが、根拠となるデータは何処からもらってるんですか。(Wired jpの記事によれば、学者が予想していたよりも何倍も早く--予想より10年以上早く--風力や太陽光の代替エネルギーが普及している---あるいは、普及していた---という、新興国と言われる国では特に顕著らしい。新興国では原発の需要が高いと主張しているのは誰なのか、何のためか、ちょっと考えれば分かる事。原発の危険性、不採算性に世界はとっくに気付いている)
 
120409
 原発再稼動するかどうか慎重に審議している?意味のない「おまじない」の類の言葉はもういい加減にした方が良い。「まじない」や「お祈り」で政治を動かされては、たまった物ではない。世界があきれて見てる。
 なぜ、素直に言えないのか
 原発の安全確保の手段はまだ不十分です(政府が要求している用件でさえ1/3がまだ未施行)しかし電気が不足すると企業活動が出来ないという声が大きいので再稼動します。安全確保の作業よりも経済活動が大事だと考えるからです。福島のような事故が起こったら、その時はおしまいですが、その場合は不運だったとあきらめて下さい。
 あるいは・・・福島のような原発事故が再度起こったら、この国は立ち直れません。しばらくの間電気が不足するかもしれませんが、できるだけ協力し合って補いましょう。原発廃止で不足する電力確保のために、今まで湯水のように使ってきた原子力発電開発の費用を、自然エネルギー開発に振り向けます。開発に前向きな企業には優遇措置もとります。日本人の知恵を振り絞って、前進しましょう・・・なぜ、言えないのかね
 
120310
 原発再稼動を希望する首長が、愛媛県下でも複数存在する。7割の首長は「判断できない」と答えているそうだが、それは稼動反対という意味ではなかろう。「みなさんと同じにします」という意味でしかない。「国の安全基準が示されないと再稼動容認できない」という言葉の意味は、「いちおう、抵抗のそぶりは見せました。事故が起こったらその責任は全部国にあります。私には責任はありません」という事。
 伊方原発は瀬戸内海に面している。原発事故は天災のみで起こるにあらず、人災(テロも含め)を100%防ぐ方法はない。万一、事故が起こった場合、海に流れる放射性物質の影響は、福島の比ではない。瀬戸内海全体が極めて長期にわたり汚染されると考えられる。その想定図は作ってあるのか
 
120310
 予想通り、1条を変えよと言い始めた。この国の「君主制」は欧州のそれとは極めて異なる。「君が代」を歌わない事で処罰を受ける体制下での「君主制」がどのようなものになるか、容易に想像できるはずだが、なぜかマスコミは論評しない。「勅令」とされれば批判も訂正も不可能になり、暴走を止める手段は無くなる。この国のシステムが、どのようなメカニズムで動いているかを振り見た時、そうなればやがて、過去の悲劇を繰り返す可能性は、残念ながら高いと考えざるを得ない。少なくとも今の天皇がそれを望んでおられるとは思えないのだが
 民主主義とは、非常にじれったい制度である、うっとうしい制度である、だれかに任せて楽をする制度ではない、その覚悟が必要である。「この国に民主主義は合わない」という政党・政治家が多数存在する、彼らが何を目指しているか、彼らの支持者は理解しているのか
 震災・原発事故の対応が遅いのは、日本の民主主義のせいだ、と論じる者が居るが、対応が遅かった原因は、想像力の不足(原発開発当初からの)創造力の不足。制度が異なっていたとて、結局似たような事しかできなかっただろう。むしろ、より悲惨な結果になった可能性さえあるのだが
維新を信奉する愛媛県の知事が、憲法第1条改変を言い始めるのは何時の事になろう。
 
120226
 予想通り、9条を変えよと言い始めた。そして「自己犠牲」、徴兵制も視野に入れている。はて、誰のための犠牲を望むと言うのだろうか。今でも、他人のために自らを犠牲にする事をいとわぬ人達はたくさん居る、海外でも、国内でも。思い出すのは、イラク戦争直前にかの国に渡り市民の犠牲を減らそうとした人たちに、国内最大販売数を誇るという大新聞が浴びせた言葉である。パウエル元米国防長官が、日本に彼らのような人たちが居ることを誇りにして良いと評した、その人達に対し「自ら命をそまつにした人」と書いたのである。強要される「自己犠牲」は、強要する側にとって都合の良いものでしかない。
多くの人々が命を削って日々を生きている。国境の線引きを守ることが不要とは言わないが、そのためだけに命を捧げよと言う施政者はごめんこうむる。
そう言えば、愛媛県の知事も彼の信奉者であると宣言していた。9条改変を言い始めるのは何時の事になろう。
 
111127
 「改革」と絶叫すれば票が集まる、そのパターンで憂き目を見たというのに、また同じ手に乗って行くとは。教育が過激な競争で良くなると本当に思っているのか? 選挙で大勝したこの会派は、格差作ってエリートを作れと主張している。他人を出し抜く競争で残ったエリートがいかなる社会行動を取るか、容易に想像できようが。 ところであえて「維新」と名づけたこの集団、何を復活させようと考えているのだろうか
 
111116
 このままではTPP参加で日本の農業が壊滅すると言う山田前農相の危機感は私も同感。だが、肉やパンや米が安く輸入されるようになれば、農作業を知らない大部分の都会人は「農」の再生に関心を持つはずが無い。その意識を変えない限り、農業を立て直すアイデアが出てくると思えない。
 集約化と特産化で再生可能と言うマスコミ(たぶん農作業など全く知らない記者)があるが、それで経営が維持できる農家は微々たるものだとの前農相の意見に私も賛成だ。大部分の山間地域は無人となるだろう。
 TPP参加で車や電気製品の輸出が増えると言うが、そんな事がいつまでも期待できるはずがない、程なくして今度は逆に外国から日本へ、もっと安い製品が大量に輸入されるようになるだろう。世界の食料が不足し価格高騰して、その時になって荒廃した農地を再生しようとしても、もう間に合わない。農業を知らない人達が、農村を維持する意志と覚悟を持てるかどうか、だろうと思う。
 
111104
 卒業前の1〜2年間が就職活動のために費やされるというのは、どう考えても不合理な事態だが、この国の経済人や政治家たちは、国の将来を左右する教育よりも、企業活動を優先しているとしか思えない。それにしても、若者たちはこの事態に何と従順に従っていることか。ネット上の標的はあからさまに挿げ替えられ、それを自覚しているのかどうかさえ定かではない。
 米国では「反格差」を叫ぶ若者たちが街頭に集結している。が、この国ではそのようなデモは起こりそうに無い。半数以上の国民は「格差」を容認しており、持たざる者が声を上げて要求する事は「社会主義運動」であり「悪」であるという思考が大マスコミによりインプリントされている。特定マスコミの記事を10数年前から流布し続けたネットニュースの効果は絶大である。

 111116/「今年から就活開始を2ヶ月遅くしたところ、就活期間が短くなって活動が過熱、かえって逆効果」と某Y新聞が書く、「外資企業は規定に拘束される事無く採用活動を行っている」と某経済誌は書く。そう来たか、企業視点であることは変わらないのだな。教育の視点はないのか、新卒にこだわるのはなぜか、
 
 
 欄外追記:怪しげな勧誘メイルに返信してはいけません。ある程度の量がたまったら、発信元のプロバイダ宛、および/あるいは「迷惑メイル相談センター」(総務省)宛に転送することをお勧めします。
 
 
 
 
 
090213
 自分が行ったイラク派兵の総括さえしない(できない)者が、他人の施策に文句の言える筋合いではなかろうに。さりながら、某Y新聞によれば、民が最も首相に望むのはこの御仁だという、不景気で苦しんでいるはずの民が、改革という名目でセーフティガードを破壊していった者に再登場を希望していると報道するのである。「業績」の最大の目玉である郵政民営化がどんなプロセスで行われていったか、その実態が明らかになりかけて狼狽している引退間際のお方を、この国のマスコミは祭り奉る。
 
090130
 他人の言論を暴力で排除しようという主張は、言論の自由を謳う社会に於いては否定される。それはいささかも矛盾する事ではない。
 この国では、気に入らない異見をテロと殺人で抹殺しようとする事を肯定する週刊紙が堂々と販売されている。暗澹たるこの国の未来を想い、不快感と嫌悪感で吐き気が止まらぬ。
 
 
 右転向した雑誌社が今度「蟹工船」を出版するという。いかなる豹変かと思いきや、その隣に反中国の新刊書併記。どうやら、この国の不景気も低賃金もすべては隣国のせいだと責任転嫁し憤怒のはけ口を国外に向かわしむる旧式キャンペーンの下準備らしい、陳腐なり。
 
 
 ”ホテル使用拒否 司法をないがしろにする行為だ(2月3日付・読売社説)”

 やっとコメントが出たと思えば、ホテルのバッシングだけ。ホテル側に会場提供拒否を強いた集団の脅威には触れず、逆にこの件を左派非難にすりかえる姑息さ。軸足がどこに立っているか一目瞭然だが、その新聞社が業界一と称される所以とは。

 
071231
 ”政府は、教科書検定に対する政治介入の愚を二度と繰り返してはならない。”(2007年12月27日 読売新聞社説)

 教科書の記述を政策に利用しようとしたのはどちらの方か、本末転倒も甚だしい。多くの民が、か細い声を集めてそれを伝えようとする行為を、「愚」とはよくも言えたものである。この新聞社が言うには、戦争は正義であり、軍隊は清廉潔白であるらしい。要するに日本の再軍備を妨げる物は、いかなる物であろうと否定したいのだろう。戦争の悲惨さや不条理を伝える意志など微塵も伺えない。

 
070815
 東京裁判で「A級戦犯」全員の無罪を主張したPal判事は、しかし彼らが「罪を犯していない」とは言っていない。原告の提示する罪状で「有罪」の判決を下すのは困難と言っているにすぎず、日本軍の行為自体は糾弾しているのである。Pal判事の「無罪」判断のみを強調し、あたかも日本軍が一切の戦争犯罪を犯していないかの如き主張をするのは、自らの不見識を暴露するに留まらないのだが
 日本国首相がインドに行きPal判事の遺族と会うというニュースを、このタイミングで発表する意図は見え透いているが、一部の勢力を勢いづかせるのは間違いない。恐らく次の選挙までの間には今までに増してそういった勢力のキャンペーンが湧いて出る事だろう。巷に溢れる書籍に漫画、雑誌、それらの資金源はいずこ
 先の戦争では多くの国民が被害を受けたが、その被害の程度は一様ではない。戦争で被害を受けた国民と戦争を遂行した指導部を分断しようとするのは外国の陰謀であるとの論調の裏にどのような意図があり何を隠そうとしているか、それが曖昧な限りいつになっても戦後は来ない。
 
070503
 格差論議を解消する(「格差」を解消するのではなく)もっとも簡便な方法は、さらなる弱者を作り出し、その集団に解決困難なnegative imageを付与する事だ。それは、既に成功しつつある。弱者が集まって権利を訴える事を「既得権の主張」と切り捨てる大新聞を、今だに「弱者の味方」と書く記者が居るのは不可思議なことではない。

 憲法論議がかまびすしい。「戦後体制を脱却し」現憲法を変えたいと主張する政治家達の最大目標は、9条ではなく、1条であるらしい。紛れもないrevolutionなのだが、この国の民がそれを自覚している様子はない。
 指導者達に敬意を払う事が不要だとは言わない。しかし、それは指導者達の過失を免罪する事では全くないし、指導者に無条件に従う事では全くないのだが、人権を「メタボ」と称す輩が主張する「義務」とは何か、想像するだにおぞましい。

 
070331
 皇軍が同胞の日本人を殺害する事などあるはずがないのである。自決を軍人に強制されたなどという証言を信じてはならない。「彼らは嘘の証言をした」とした曾野綾子の著書を信じるべきなのである。集団自決というものがあったとすれば、それは住民達が自発的に命を捧げたのである。なんと美しく潔い精神であろうか・・・

 「客観的で公正な記述の教科書を、学校現場に届けたいものだ」と最大発行部数を誇る大新聞は書く。「実証に基づく正確な記述を求めたい」と某宣伝紙は書き「遺族年金を受け取るための偽証が基になったことが分かり、軍命令説は否定されている」とまで言い切る。民のかぼそい声など、彼らは聞く術を持たない。

 ****
 補選前に大胆な事をやるもんだ、と驚いたが、どうやら彼らは前の知事選で琉球の行動を読み切ったらしい、沖縄補選では再軍備指向の政権政党が優位だそうだ。かつての戦争で国内最大の苦渋を味わされたかの地の民にとっても、悲劇はもはや過去の霞のかなた

 
061217
 「自分たちが住む国を愛し、大切に思う気持ちが、どうして他国と戦争するというゆがんだ発想になるのだろう」そう、書き記し、過去を振り返って反省する人達を「左派勢力」という珍妙な言い方で切り捨てようとする某新聞社。歴史を読む術を知らないモノが語る未来はなんと空虚であることか。ゆがんだ愛国心を育てたのはだれなんだろう。ネット上で声高に叫ばれる他国への誹謗と己の言動は無関係であると思っているとすれば、あまりにも無頓着。知らないなら情報解析能力欠如。知らないふりをしているなら、もはや言うべき言葉もない。
 「国を愛せよ」と教え込めば、「規律」「道徳心」を涵養することになると本気で考えているのか? しかし、そう信じられる者は幸いである。これから起こるであろう悲劇を、悲劇と思わなくて済む人々であろうから。
 
061020
 日本の核保有論を論ずるなと言っているのではないのだよ。それはこの国にとっても世界にとっても無益な事だと言っているのだ。己の主張が論破されそうになると「言論の封殺だ」とか「思考停止だ」とか奇妙な逃避を図る某宣伝紙(自称新聞)。己の語る事だけが「正論」だと言い張るこの宣伝紙を、「新聞社」と言うには無理がある。
 
061022
 日本核保有論をこともあろうに外務大臣が述べようとは。世界中が今この地域に何を求めているのか解らないはずがあるまい。彼らは、問題が解決される事を望んでおらず、不安定な緊張状態が続く事を(むしろ悪化する事を)渇望しているのだということが、はからずも吐露された。そのような内閣を、この国の65%の民は支持していると某マスコミは言うのだが。
 
061015
 日本の核保有論議が必要であると述べた者が政権政党中枢に居る。(これは、もはや「遺憾である」と発言するだけで済ませられる事ではない)国連安保理が全会一致で目指したものが何であるのか理解できない者がこの国の未来を語ろうとする。
 
060902
 彼らの言う「民主主義」とは「多数決」の事らしい。その思考によれば、封建時代の御前会議でもりっぱな民主主義となる。強制などしておらん、民が自主的に望むのだ、と。多数決で少数意見を抹殺する事も不安と恐怖と暴力で異論を排除する事も、彼らには何の矛盾もない。これは異国の話ではなく、極めて最近の、かつ近未来のこの国の姿である。
 物言わぬ駒として兵士を生産するシステムの残骸が、現時点でもその主張を変えることなく存在している事に些かの疑問も持たぬどころか、それを温存し利用しようと目論む者が、指導者になろうとしている。
 
060627
 某テレビで「愛と哀しみのボレロ」を放送している。この映画を「クロード・ルルーシュの駄作」と評した者が居る。歴史の読み方を知らない、歴史の語り方を知らない、
pauvres personnes
060503
 若者の半数以上は首相が靖国に参拝する事に何の問題もないと考えているそうだ。アジア太平洋戦争を遂行した者を神として祭り崇める事に疑問を持っていないと解釈しても誤りではないだろう。自国民に対する責任を問うべき懸案を、「靖国問題を外交問題にしない」という逆説的台詞で見事に外交問題だけに転換させたまじない師の目論見通り。「次期首相選びに外国が干渉している」と相も変わらぬ宣伝を続けている自称マスコミ、漫画家、小説家。外国から言われても、それでもなお歴史を振り返る事ができない情けなさ。
 孤立しているのはアジアの中だけではない。極東裁判を全て否定する立場は1945年のポツダム宣言受諾を拒否する動きと捉える向きが欧米にあることを認知すべき。歴史を曲解した若者はすでに成人となり、いまや彼らが「いわゆる新しい歴史」を宣伝する位置に着いた。今後このスタンスを変更する事は極めて困難な状況になった。己の主張をはびこらせるために、過去を顧みる事を教えてこなかった指導者、自身に問いかける報道を拒否し他者(他国)に責任を転嫁する記事で販路を拡大しようとした自称マスコミ、その己の無作為に今さら気付いても、もう遅い。未だにそれを自覚していないとなれば、なにをか言わんや。
 
060413
 「愛国心を教えることを否定的にとらえる国など、日本以外にない。戦後の平和国家としての歩みを見ても、わが国が戦前の教育に戻る可能性は、微塵もない」のだそうだ。この新聞社の唱える「あいこくしん」とはいかなるモノなのだろうか。愛国心に点数をつけ、それに添わない者を否定する教育に異議を唱える事を「不毛な論議」という社説。不確実な理由で戦争をしかけた国に同調する事に異議を唱えた人々が生命の危機に遭っても「その人自身が粗末にした命」と切り捨てた者が「・・微塵もない」と開き直る厚顔さ、それが通用する不気味さ。
 
060325
 「日本のシンドラー」と呼ばれた元外交官、故杉原千畝氏の「懲戒処分なし」 政府、答弁書で表明・・・だそうだ。だが「外務省の保管文書で確認できる範囲では懲戒処分が行われた事実はない」というのを「懲戒処分なし」と言い切るのか?混乱した戦争末期の書類をすべて保管していると言い切るのか?
 都合の悪い書類が処分されれば(あるいは、見つからなければ)、それが無かった事に出来ると思っている人々。「私は言っていない。それを行う(あるいは、行わない)のはあくまでも君の自由意志だ」という強制が堂々とまかり通る国。
 
 
貿易黒字の日本に何が蓄えられているか書いた記事を読んだ。ドル建ての債券だそうだ。債券を処分しようとするとドルの価値が下がるので、それは出来ないらしい。activeな金はUSAで動き、我々の国は紙切れを大事にしまい込んでいる訳か。数字だけのバーチャルワールドで虚栄を張る者達。
 
 
日本とウガンダの小学校を衛星通信で結び、話合わせたテレビ番組を伝えた記事を読んだ。日本の児童の「今何がほしいですか」との質問に、ウガンダの小学生は「インドとパキスタンが戦争をしないこと」と答えたそうだ。
 映画「ホテル・ルワンダ」が話題になっている。映画に感動するのは悪い事ではない。だが重要なのは、この主人公と同様の人命に対する価値観が持てるかどうかという事。
 
 
彼らは「戦争で心ならずも死んでいった」のではなく、自ら望んで死んだのである・・・某地方の教育委員会は、某団体の意を汲んで子供にそう教えようとしている。なぜ戦いを避ける道を選んでくれなかったのか、なぜ見知らぬ他人を殺さねばならないのか、そんなことは一切考えなかった、と。死者を愚弄するとは、まさにこの事。
 
051119
戦争を計画し遂行した者を「神」として奉り、そこに仰々しく参拝する事が「二度と戦争をしない決意」の表れだと奇妙な論を語る指導者、その矛盾を追及することなく盲目的に追認する自称マスコミ。「国を愛し地域を愛する」ために、他国・他地域を嫌悪してもかまわないと考えている者が世界を論じるのは、滑稽であり危険である。

戦時徴用のための法律を「国民保護法」と呼び、障害者福祉予算を削除する法律を「自立支援法」と言えば、さしたる反論もなく成立してしまう、言霊の国。「二度と戦争をしないため」に軍隊を作り兵器を増産する事に疑問を持たない人々。

 
051105
底辺の民が自らの権利を声に出す事を「左翼イデオロギー」と呼称、的外れの単語を使って上意下達を追随し、海外で軍事行動を起こす道をひたすら論ずる新聞社説。 「自由主義経済」の「自由」と、言論の自由や宗教の自由とは全く別の意味である事を知らぬふりをしているのか、それとも本当に知らないのか、これがこの国のいわゆるマスコミの姿。
 
051017
確たる展望も計画もなく国民の命や生活を犠牲にして、国の存亡に関わる重大事を引きおこした事を、「愛国心」だと言い換える詭弁。その矛盾に気づく事を拒否している多数。
 
051013
1万円を送金した。同じ銀行支店内なのに銀行の手数料は105円、郵便局では70円。官に出来る事をするらしい民だが、出来る事とするであろう事はまた別、という話。
 
051011
郵便局の民営化が始まる。国民が預けた巨大な郵便貯金は、バブルの再現に使われようとしている。官から民に流れると呪文を唱えられて、それが自分の近くにも流れて来ると思いこんでいた底辺の民が、これから全く別の濁流に呑み込まれてはじめて、その意味に気づいても、もう今度は手遅れかも知れない。

NHKは内閣の支持率が上がったとニュースの時間のかなりを割いて報道した。6割程度の回収率しかないアンケートで果たしてそのような結論が出せるのか、疑問に思った者は居なかったのか?事実を伝える為ではなく、事実と思いこませる為であるとすれば、納得。

 
051001
憲法違反論議でごまかそうとしても、その行為が戦争遂行の免罪とお墨付きを与える目的であることは、わかっているはずだろう。問題の本質には全く触れない某新聞社説。
 
050930
その人物が首相職に就いている限り「私人」だと言い訳ができるものではない。当人も己の職を意識していないはずがないし、その影響を計算していないはずはない。本当に「私人」として行きたいのなら、その職を辞して行かれるがよかろうに。
 
050928
地方では公務員の給与が民間より高いのでこれを引き下げ、都市部勤務者に都市手当をつけるという報道。公務員よりも給料が少なかった地方の民間企業のサラリーマンは溜飲を下げる気分、かも知れないが、どっこい。地方では給料が少なくて当然、と政府が公認したのであり、さらに給与が減る可能性もあるわけだ。

日本にナショナリズムが復活しているというのは間違い、「あなたが見ているものはナショナリズムではない」と日本の首相はタイムスの記者に語ったそうだ。日本のマスコミに通用した「まじない」がイギリス人にも通用すると思っていらっしゃるらしい。サーチエンジンで「愛国心」と打ち込んでwebをご覧あれ。日本の心がどう変化しているか、目が濁っていなければよ〜く見えます。

 
after050911
与党が2/3を越え、参院で否決された法案でも衆院だけで可決できる、といまさらながら不安を訴えるマスコミ。しかしそうは言いながら、本気で不安を感じている気配は見えず、小選挙区制度ではこのような現象が起こりえるのだ、と自分に言い聞かせるような論調がほとんど。はたしてこれは一時的な現象なのか?民営化だけに論点を絞った効果だと言う、本当にそれだけか?若い世代が今回自民党に投票した事はデータが示している。彼らが支持したのは「民営化」だけではあるまい、首相の頑なな「反中韓」の姿勢が彼らの支持を受けたとの見方は無視できない。自国が一番偉いと主張し、他国を誹謗しあざける事が愛国心だと思い込ませる情報は、新聞テレビ漫画を通じて毎日大量に垂れ流され、それに疑義を呈する意見は「反日」とのレッテルを貼られて糾弾される。相手の意見を抹殺する言論が、自由主義の名の下にマスコミによって推奨され、それが民主主義だと思い込む、そのような若い世代が増えているとすれば、この国の未来は危うい。教育を管理体制としか考えていない統治者の筋書き通りに進む変化。
 だが、多くの民は自分が皿の上に載っている事を自覚していない