核実験 |
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ホントに何かの役に立つと思ってルンかな、いい加減にしてほしいです。 しかし、考えてみれば、体制を維持したい(それを誇示したい)かの国の軍部と、軍隊を作りたいこの国のその勢力とは、思惑が見事に重なっています。まさか・・・ 2009.5.26.
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目くらまし選挙は極めて有効であった |
「戦争放棄」を謳った憲法を破棄して軍隊を作る事を党の綱紀に記載し、兵器を作って輸出しようと考えている政党に白紙委任状を渡したという事を選挙民は自覚しているのでしょうか。民営化とは国の財産を一部の資本家に譲渡することであると理解しているのでしょうか。民営化という資本の非均一化によりどんな影響を受けるか、地方は覚悟しているのでしょうか。(今後多くの地方でゴーストタウン化が進むとの予測もあります) 真面目人間より、ふざけたお調子者が主導権を握るのは宴会の場だけで結構です。戦後60年で日本は変わった?マスコミの自画自賛で本質を見失わないようにしましょう。 2005.9.12.
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目くらまし選挙は有効か |
過疎地や地方は切り捨てて、資本を中央に集約する・・・資本主義なんだから統治者からすれば当然の結論でしょうね。南米各国で失敗した方法でも日本では上手く行くかも知れない、皆がその道を選択すると言われるなら甘受せざるを得ないでしょう。しかし、そのために、「戦争放棄」を破棄して軍隊を作る事を党の綱紀に記載し、兵器を作って輸出しようと考えている政党に全幅の支持を与えようというのは私は納得しないし同意できない。 「民営化すれば、何となく景気も良くなるような気がします・・・(?)」誠におめでとうございます。 2005.8.28. 本日のオマケ:原書房って所からの「民間防衛」という本を薦めている方々がおられるようです。amazon.comの書評を見れば大凡どうゆう本か分かりますが、このような側面も知っておくのは役に立つと思います。
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神話を教える |
「そうねえ、因幡の白ウサギの話とか、八又のオロチの話とか、学校で教えても別に問題ないじゃん・・・」などと思っていませんか。教科書で神話を教えろ、と言っているグループが目指すのは、そんな生半可なことじゃあないんですよ。埼玉県の議事録をみて、私は目が点になってしまいました。こんな事を堂々と公の議会場で言う人も人ですが、知事さんやら教育長さんが、どうもこれに対して真面目に対応しているらしいのを読んで、点になった目がつぶれそうになってしまいました。現実とファンタジーの区別が出来ない人達が政治ごっこをしているとしか私には思えません。しかし、実際に彼らが地域の行政を行っているのです。 ブッシュさんが進化論を否定するキリスト教原理主義者であることを公言したニュースが飛び交ってます。まさに、このような人物が、世界を混沌におとしめる元凶なのではないですか。こんな人間を日本にも増やしたいと、思われますか? 2005.8.11.
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「彼らの戦争」 |
先日拝見したAさんの意見(要旨)「・・・戦争が悪だというのは、言うまでもない事。私自身は戦争で命を落とす事などまっぴらごめんです。戦争がなくなるよう努力する事は必要だと思います。しかし一方で、戦場で戦って死ぬ事に美学を求める人達が居るのも事実であり、彼らの言葉尻を捉えて批判しても無益です」 あなたの言葉には矛盾があります。「彼らの戦争」が私たちと無関係の場所で私たちに何の関わりもなく行われる事などあり得ないのです。彼らの戦争が私たちに関わってくる前に、はっきりNOと言わねばなりません。黙認は同意と見なされても言い訳できません。 民主主義の基本は、多数意見で少数意見を押さえつける事でもなく、多数意見に無条件に従う事でもありません。多数決という手段のみが強調され、それに至る過程がこの国ではだんだん無視されている気がします。さらに、多数の意見に迎合しやすい日本人の特性を利用して、自分の意見があたかも大多数の趨勢であるような操作をするグループが存在するようです。(こんなのもあるかも)このようなグループは、「どこか変だな」と思っても何となく口に出しにくい雰囲気を作り出す事を企てています。黙っていては彼らの思う壺です。 2005.8.6.
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世論をミスリードするマスコミ2 |
ライブドアの株取得問題で話題のニッポン放送。このラジオ局が「フジ・サンケイグループ」の一員であることを今回の事件で改めて認識された方もあるのではないでしょうか。最近ラジオを聞く機会は殆どないのですが、先日たまたま朝のラジオ番組を聞いていて、そのアナウンサーの近隣諸国に対する表現方法におどろいたものでした。が、ニッポン放送の全職員が「フジサンケイ」への帰属を希望しているという報道をみて、私なりになるほどと思いました。そういえば以前イラクで人質になった人達を反日と呼んだ代議士も一時期ニッポン放送で働いていましたよね。 これらのマスコミが近隣諸国との軋轢を強調し、再軍備を目論む勢力の宣伝役を担っているだろう、という見方は的はずれではないはずです。(もっとも、私はそれ以前に良識の問題もあると思ってますが) 2005.3.6.
またしても「神の国」発言です。森前首相の時とは状況が違っているはずだと「民主」を嫌悪する勢力が探りを入れてるようです。
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自主性を強要するのは強制ではない? |
報道に政治介入があったという朝日新聞の記事、ディレクターの証言は、とにかく押さえつけようという方向で話が進められているようです、肝心のNHK中枢が政治家サイドに立っているのですから。「誤報」と書いた週刊誌があるそうですが、こんな雑誌です。 けれども、素直に肯けない点がいろいろあります。放送開始前から自民党内で放送内容について論議されていたとは安倍氏も認めている事ですが、その情報はどこからもたらされたのでしょうか。NHKの役員が特定の政治家の所に出向いて説明をしたそうですが、それでも「呼びつけられたのではない」のでしょうか。なぜ放送直前になって番組をカットすることになったのでしょうか。 「私は何も強制しない、これから起こることは全て君たちが自主的に行う事だよ、分かっているね」と、証拠を残さない陰湿な圧力は、本当になかったのでしょうか。 つい最近にも、それと似た「強制ではない」と言い張る強制が行われるのを私たちは目にしています。天皇発言でも話題になった東京の教育現場、起立しなければ解雇されるという状況で式典を遂行した東京は、それでも「強制などしていない、彼らは自主的に起立した」と言っているのです。大した反論もなくそれを通用させてしまうほどに民意は後退しています。(この地域を統治する知事は、某国民を「民意が低い」と揶揄したそうですが、自らの地域の民意はまた別の基準で判断なさるようです)
一連のNHKの動きを見ると、これからNHKが目指すものは、政治家の介入を許さない報道姿勢ではなく、政治家に介入されないような(自主的に規制した)報道姿勢になるであろうと、私は危惧しています。規範のない浮ついた放送しかできない放送メディアの中で、唯一信頼に足る報道をしてくれていると思っていたNHKの落城は、この国の民主主義の終焉を暗示するものであり、私は子供達の暗澹たる未来を想うと嘔吐しそうなほどの不快感を覚えています。(決してノロウィルス感染のせいではなく) 2005.01.23.
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世論をミスリードするマスコミ |
旅先で、APECでの日中首脳会談に対するあの新聞の社説を見ました。小泉首相の靖国参拝を「当然の事」と評し、中国の態度は内政干渉であると断定しておりました。戦没者の慰霊を一宗教法人に依存している不自然さ、戦争を開始した人物をいわば神として崇めている不条理さには一言も触れていません。国内からも国外からも多くの異論を呈せられる方法を押し通そうとするのは何故なのか、どのような意図があるのか、この新聞社は敢えてその視点をそらさせようとしているようです。同じ日に読んだ旅先の地元新聞の社説の方が、この問題について余程的確な論評を下していました。 このような世間をミスリードするマスコミが大きな勢力を持っているのは、この国にとって決して幸せなことではありません。それ以上の意味を持たない事を切に願っています。 2004.11.27.
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誇り |
もう10年以上前の事になるでしょうか、日本のVTRヘッドに使われるボールベアリングが、USAの兵器のボールベアリングよりも何倍も精度が高いというTV番組を見ました。巡航ミサイルのレンズよりも、日本のカメラのレンズの方が優秀だという記事も見ました。それを知って、私は日本の工業技術を誇らしく思ったものです。人を殺したり物を破壊する道具よりもさらに高度な製品をこの国は作り出しているのだ、と。 ところが今の日本の財界人はそれを誇りと思っていないらしく、先の参院選が終わるやいなや、小泉純一郎首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・荒木浩東京電力顧問)は、「武器輸出三原則」を撤回して武器の輸出をしようと主張、それに後追いして経団連も同様の事を言っているのはご存じの通り。そのような魂胆で憲法9条を変えろとは、あきれるばかりです。 「我々は人殺しの道具はつくらない!」その誇らしい意志を捨てろと言うあなた方に、私は追従いたしません。 2004.08.23.
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戦争のつくりかた |
この絵本に書かれている事の、いくつが既に現実になっているかを考えたとき、それでも政治には関心がないと言えましょうか。 2004.06.23.
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サーチエンジンを制する者 |
最近のyahoo newsが変ですよ。これまで主力だった共同通信の記事が大幅に減って、読売の記事が満載。その上あろうことか、●●●な、○んヶ○新聞まで顔を利かせるようになっています。ソフトバンクと読売の裏関係は私はよく知りませんが、もしもそういうことならばなるほど、これは情報操作には非常に手っ取り早くて効果のある方法でしょうねえ。今や、わざわざ金のかかる新聞をとって読むより、空いた時間にちょちょいとインターネットを覗いて話のネタになりそうなニュースを読む事が多い時代。変な記事や間違った記事でも、大量にかつ頻回に目にすれば、そのうちにそれが真実と思いこんでしまいます。 それに加えてサーチエンジンの支配に成功すれば、インターネット上の世論操作は容易なものでしょうね。都合の悪い記事は掲載しないか、それと似たキーワードでダミーページを大量に登録すれば良いわけで。最近インターネット検索が非常に非効率的である気がするのは、気のせいなんでしょうか?以前からyahooの掲示板の書き込みには、気味の悪いモノが多かったのですが、なるほどそういう理由だったのか、という事ではないでしょうねえ。インターネットを世論誘導に利用する、私の不気味な予想が間違いである事を祈ってます。 2004.06.06.
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情けない、恥ずかしい |
●「自己責任をおしつける責任転嫁」 イラクを更に不安定化したのが何か、誰か!自己責任を言うなら政府は自らこそ、その責任を負うべきです。自衛隊イラク派遣の結果がいかなるものか、「自衛隊は政情の安定化のために行った」と、まじないを唱える如く繰り返すのではなく冷静に解析すべきです(日本の政策中枢は「まじない」で物事が動くと信じているのではないかと私は本気で心配しています)。その能力がないなら隊員を危険な地に留めておくことは今すぐ中止すべきです。
●「世界を見ず、井の中で自己愛を叫ぶ」
●「政党のタイムスケジュールどおり」 2004.05.03.
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日本の政策中枢に対する大いなる不安 |
パウエル国務長官は「より良い目的のために危険を顧みない彼らのような市民や自衛隊がいることを、日本人は誇りに思うべきだ」と言ったそうです。思惑はあるにせよ、当のUSA政策中枢に、今回人質になった日本人の行動の意義を認める人物が居ると言う事は正直なところ意外でした。同時に、勧善懲悪のドラマしか知らない風の単純な思考法でしか物事を考えられない日本の政策中枢に強い不安感を覚えました。彼らに日本の未来が託せるでしょうか???下記の読売の記者にも同様。 2004.04.18.
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イラクで何が為されているか |
「戦後復興」という名の下に何が行われているか、その名目で何をしようとしているのか、しっかり目を開いて見届けなければなりません。敢えてそれから目をそらさせようというマスコミがあります。ある新聞が、イラクで人質になった3人のことを「正しいと信じる目的のためならば手段は常に正当化される―といった幼稚な理屈はテロリストと狂信者だけにとどめておきたいものである」と表しています。自衛隊がノコノコ出かけて行く前からイラクの子供たちを助けていた事実を知らないわけはないでしょう。政府が取り上げない劣化ウランの事を調べようとしていた事も承知のはず。客観的に見て彼らと、今イラクに居る自衛隊と、どちらがイラクの人々に有意義な事をしているかと考えれば、どちらの方が「幼稚な理屈」をこねていると言うのでしょうかねえ。 それだけに留まりません。「政府が退避勧告を出していたのだから、その人自身が粗末にした命だ」とも言ってます。人質になった方々の家族に中傷のメイルや手紙を送る輩がいるとの報道がありますが、そんな事は一考だにしていません。むしろそれを誘導しようという姿勢にさえ見えます。(ひょっとして、集団で中傷メイルを送ったのはこの新聞社だったりして、と思ったりしましたよ。自衛隊の海外派兵に反対したのがよほど気に入らなかった様子です)あきれた新聞です。 今回、3人の人質が無事解放されたのは、政府が「自衛隊は絶対に撤退しない」と主張した効果ではないのです。政府の方針に、必ずしも日本人全てが賛成しているのではないと、イラクの人々が知らされた事、そして人質になった3人がイラクのために活動していたと分かってくれた事が、解放につながった大きな要因なのです。ファルージャでイラクの市民にミサイルを撃ち込む米軍と、自衛隊は確かに同じサイドに居るのですよ。 2004.04.16.
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あきらめてはいけない |
●「自衛隊はイラクへ戦争に行くのではない?」 政府はそれこそ必死になってこの言葉を広めようとしてます。「戦後の復興のために行くんですよ、なぜそれが戦争に参加することになるんですか」いかにもそれらしい言葉を不自然にやさしい口調で語ろうとする大臣。橋を直したり、水道を復旧したり、壊れた学校を修復したり・・・で、その橋を壊したのは、水道施設や学校を破壊したのは誰ですか? コッポラの「地獄の黙示録」を思い出した。ベトナム人の小船を停止させ、その子供が船に乗せていた子犬の動いた音に驚いて発砲してしまう、虫の息になってもう助からないと思われる親子を病院に運ぼうとするシーン。 爆弾を打ち込んで壊した施設を直そうとするのは、いくらこちらが戦後の復興と言い張ってもかの地の人達にとっては戦争の続きでしょう、ましてや迷彩色の服を着た者が動き回るとすれば。 ●「自衛隊のイラク派遣に賛成する者が増えた?」 新聞記事です。(新聞社の世論調査が必ずしも世論でない事は、アンケートの回答者をその世帯の最高齢者としている、等の種々の操作からも予想されることではありますが、ここではそれは問いません)しかし依然半数はイラク派遣に疑義を呈しています。ただ、その人達が全て戦争に反対しているかというと、必ずしもそうではありません。どうやら「USAの言いなりだから、けしからん」という意見があるようです。そういった人にとっては、「自国の利益にかなう」のであれば自衛隊が海外に派遣される事は容認できるようです。それどころか、自衛隊を軍隊に変えて(USAの利益とは関係なく)「自国の利益のため」に積極的に海外派兵したい連中がこの中に居るようです。 自衛隊のイラク派遣によって日本は重大な一線を越えてしまった、それはもう引き返せない・・・と言っている人が居ます。いいえ断じて「引き返せない」一線ではありません。施政者は我々があきらめる事を期待しています。あきらめてはいけません。個人であろうと国家であろうと、「自らの利益」だけしか考えない、人としての誇りを無くした行為を退ける事は、破滅と混沌からこの世を守る極めて重要な手段です。 2004.02.08. イラン映画「カンダハール」を観た。戦場の勇者を描いたり(多くは米映画)、無垢な被害者としての立場で戦争を描いたもの(多くは日本映画)とは全く異なっている。戦場が日常生活の場であるという意味がほんの少し分かる気がした。幼い子供たちに「かわいい人形が落ちていても、触っては行けない。それは地雷だから」と教えなくてはならない狂気の世界をだれが造りだしたのか。これを観ながら、イランに限らず世界の他の国々(の人達)は我々よりもずっと冷静に世界の動きを考えているのではなかろうか、という思いがしてならなかった。 それにしても、子供をねらった地雷を造る者は、いったいどんな気持ちでそれを造るのだろうか。
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テロを容認する知事 |
開いた口が塞がらない。自分の気に入らない人物を暴力で抹消する行為を「あたりまえだ」と堂々と容認する現役知事がいるんだそうですよ。こんな輩が首都の知事だと・・・彼を選んだ人タチは、いつになったら、このcrazyさに気づくのでしょうか?? 2003.09.10. 彼の発言と共に異様なのが、東京都の発表した「外部からの意見」;事件翌日の発表では圧倒的多数が批判意見であったはずが、翌12日には賛否ほぼ同数になっているではないですか。つまり、(都庁の操作でなければ)2日目に送りつけられたものは圧倒的多数がこの「テロ容認発言」に賛同する意見であったわけで、世間の意外な反響におどろいた団体が、急遽賛同意見を大量に送りつけた、というストーリーがまず頭に浮かびました。最近の種々掲示板には「国賊」だの「売国奴」だの前世紀のおぞましい用語が出てくるものがあります。いずれも似たような言葉遣いで、ある種の団体さんかな、と思われる内容。インターネットの意見とは、こういった操作が為されていることを認識しておく必要があります。 2003.09.13.
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危険なおもちゃ |
政府は今回の予算で、空母やら、アメリカの迎撃ミサイルを購入する計画を立てているそうです。この空母、現時点で東アジアで一番大きいものとなるそうで、「自衛隊は軍隊だ」と主張する小泉氏にはかっこうのおもちゃなんでしょう。パトリオットミサイルに関しては、命中率が10%以下でまったく役に立たないというマサチューセッツ工科大学教授の報告があるそうじゃないですか。軍拡問題を別にしてもとんでもない無用のおもちゃでしかない。危険な(かつ、極めて高価な)おもちゃをそろえようとする現首相になぜ支持が集まるのか、種々の情報操作(マスコミ)に眼をこらしておく必要があります。こんなおもちゃで私の生まれた田舎は救えない。もっと別の対策に費用を使って欲しいものです。 ・・・で、読み返してみて、これはりっぱな「愛国心」です(愛郷心が愛国心の表現であるとは、愛国心を教えたがるひとびとが好んで主張しておりますし)。てっぽうを撃って敵を殺すことが愛国心だと思いこんでいるヒト達に教えてあげよう。2003.09.07.
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戦後処理の失敗 |
米ネオコンの指導者がイラク占領政策の失敗を認めたとか。いまさら何を言っているのかという気もしますが、一つだけ、現実を正しく認識しようという姿勢は評価しましょう。願わくはその認識がさらに広い視野に立って成されることを・・2003.08.30.
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クラスター爆弾 |
毎日新聞記者が戦場で拾った「記念品」がアンマン空港で爆発し空港職員が死亡した事件について、某週刊誌は「戦利品をもちかえる反戦の欺瞞」と表現していました。そのような表現しかできない著者に、私は哀れみすら感じます。いつどこで爆発するやもしれない不発弾が大量にばらまかれるクラスター爆弾の恐怖になぜ考えが及ばないのでしょうか。この事件は非常に憂慮すべき事件であることは確かです。それは、同じ事がイラクの子供たちや復興で汗を流す人々にも確実に起こっているだろうと想像できるからです。
毎日新聞の記者の行為が思慮に欠けていた事は事実ですが、彼をなじるより先に、非難すべき者や事柄がたくさんあるはずです。戦争を非難するよりも、「反戦を非難する」言葉を選んだこの週刊誌は、いったいだれの意図に添おうとしたのでしょうか? 某週刊誌とは週刊新潮。
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開戦後の反戦 |
アカデミー賞授賞式でムーア監督が「ブッシュよ恥を知れ」と言ったという報道に対して、あれはUSAが自国の言論の自由を宣伝するためのポーズだ、との酷評もありました。しかし今や、USAはそのような寛容さえ捨て去ろうとしているのかも知れません。ハリウッドの反戦スター達から仕事が奪われているそうです。それ以前から、反戦ソングを歌う歌手を放送局がボイコットしているとか、それらの歌手のCDをトレーラーで踏みつぶすデモンストレーションが行われているという報道がなされていました。イギリスでもイラク戦開戦後から、それを支持する人の割合が増えています。ある牧師さんがUSAの知人を見て言った言葉「周りの人達から戦場で戦う人が出てくると、戦争は良くないと言えなくなってしまうのです」
一旦戦争が始まってしまうと、それに対してNOと言うことがさらに難しくなって行くのです。施政者が狙うのはまさにそれです。ある時には勇ましく、ある時には恐怖・被害意識をかきたてて、その戦争を始めることが如何に必要であるかを彼らは語りかけるのです。一度始めた戦争は自動的に継続することを彼らは充分承知しているはずです。 それだけに、開戦後の反戦運動の存在を彼らは必死で隠そうとします。「君死にたもうことなかれ」という与謝野晶子の歌を、これは反戦歌ではないとまで言い張って無視ししようとする某なんとか会の幹部が居りますが、その意図するところは明白です。2003.04.20.
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兵士たち |
イラク戦で死亡したUSA軍の兵士のかなりの人数がアメリカ国籍を持たない「グリーンカード兵士」と呼ばれる兵士達である事を知りました。軍隊に入り、最前線で戦闘に参加すれば短期間で市民権が得られるため、居住権しか持たない中米の若者が入隊しているからだそうです。(インターネットニュースから) USAの上院・下院議員535人のうち、家族がイラク戦に出征しているのはたった1人だそうです。(新聞で読んだ記事です、多少記憶間違いがあるかもしれません) 事情は恐らくイラク側も同様でしょう。新聞やテレビでは民間人と兵士を区別して扱っていますが(たしかに国際法上はそうなんでしょうけど)、どのような形にせよ、まず先に被害を受けるのは弱者、被支配層であるということです。つまり、われわれ自身であるということです。2003.04.08.
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密閉空間での狂気 |
前回の湾岸戦争の際、フセイン大統領が油田を破壊し地球規模の汚染を発生させていると(全てが事実ではなかったようですが)報道された時考えたことがあります・・・宇宙船「地球号」の密閉空間で、たった1人でも空気のもれる穴を開ければ全員の命が危険にさらされる状況では、これを防ぐために徹底した管理社会しかないのだろうか、と。しかし、強大な管理者それ自身が狂気にむしばまれた場合は・・・
ブッシュ氏が自分のことを「イラクの民を救うために神から啓示を受けた者」と本気で思っているのではないかという考察があるそうです。偏見は避けるべきですが、彼のアルコール依存症は完治しているのだろうか・・・キューブリックの「博士の異常な愛情」が現実にならないことを、神に祈るしかないのでしょうか 2003.04.06.
ところで、神が実在すると信じているアメリカ人は別に珍しくないようです。アメリカ人への世論調査で、進化論を信じている者は10%しかないのに、神が天地を創造したと信じている者がなんと44%もいるのだそうです。一時期、「天地創造」を科学として学校で教えるべきだという運動がおこり、良心的な科学者の反対にもかかわらず、現実に教科書になった事もあります。そういえば、どっかの国にも「神話」を歴史として教えたい連中がいましたね。現実とファンタジーの区別がつかない者が指導者になると、とんでもない非合理な事が起こってしまいます。それは往々にして非常に不幸な結果を招くということは、例えば某宗教団体の事件からも容易に想像出来るはずです。2003.04.08.
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反戦平和商法 |
某週刊誌(もちろん買ってもないし読んでもない)の新聞広告=「ええ加減にせんかい 芸能人反戦平和商法」。 反戦平和商法おおいに結構じゃあないですか、何を言われる筋合いもない。この週刊誌が(隠す必要もないか、文芸春秋です)戦争大好き商法や軍需産業賞賛商法がお好みなのはよく分かっていましたが、ここまで 窪塚洋介、藤原紀香、氷川きよしといったタレントを今まであまり気にとめていなかったのですが、ファンになりそうです。2003.04.05.
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アメリカの戦争 |
アメリカのイラク戦争がそろそろ終結宣言されそうな雰囲気になってきました。USAは涼しい顔で戦後の統治計画を発表しています。しかし忘れてはいけません。文明発祥の地に、原爆に次ぐ超強力爆弾が実戦で使用(試用)されたこと、大量のクラスター爆弾(無差別爆撃以外の何ものでもない)が落とされたこと。 バグダット攻略の後USAはフセイン政権の戦争犯罪をあばくと称した情報工作を本格的に開始するでしょう。現在までに全く発見されていないイラクの大量破壊兵器の痕跡が発見されたと発表される可能性もあります(そのためにUSAは戦争を始めたのですから、証拠が出てこないと困るでしょう)。ですが、今回の戦いで戦争犯罪者として真っ先に審議されるべき人物は、ブッシュさん、あなたですよ。2003.04.05.
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知らしむべし、しかし・・・ |
内閣府が今回のイラク戦開始のあとアンケートを集計したそうです。日本も戦争の危険にさらされると応えた人が42%、そして、日本の安全を守るために日米同盟や自衛隊に期待する人72%・・・いつもながら、政府の誘導尋問はみえすいているものの、それを世論だと言って利用する さすがに最近は情報を全部隠してしまう事は少なくなりました。「寄らしむべし、知らしむべからず」はかなり無くなったと言ってもいいでしょう。が、「知らしむべし、思考さするべからず」こそ現代の「お上」の狙いと思われます。こんな本を思い出しました。
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バグダットに |
空爆の続くバグダットにまだ残っている人達がいます。人間の盾として米・英の爆撃を思いとどまらせようという人や、爆撃される側からレポートを送ろうとする人。インターネットでそれを公開しているサイトがあります。その作者に日本語で以下のようなメイルが送られたそうです。 > サイトを見たところ英雄気取ってますが > 大半の日本人の反応は「勝手に死ね」といったところです。 > ネットコミュニティーではすっかり笑いのネタにされていますよ。 > どうせ死ぬ気がくせに[原文ママ]わざわざイラクいくよりは > 日本にいて北朝鮮のミサイルへの人間の盾してください。 米軍を無条件に支持している日本政府の立場からすれば、今バグダットに残っている日本人は非常に目障りで困った存在であるわけで、上のメイルの主はまさに「愛国心」あふれた人物ということになるのでしょうな。愛国心を点数をつけて教え込もうという教育では、ヒトの死を何とも思わないこのような生徒はどう評価するのかい。
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戦費・復興支援 |
イラクに世界の眼が集まり、今アフガンがどうなっているのかを知る情報がきわめて限られています。先日の新聞にUSAが1年間のアフガン復興に8億2千万ドルを支出するとの記事が載っていました。「大型拠出」だそうです。でもちょっと待ってください。イラク攻撃の48時間でUSAは3000発の巡航ミサイルなどを計画していたというではないですか。この「トマホーク」、1発が1億2000万円、100万ドルですよ。アフガンへの拠出金の何倍もの金額をイラク戦の数日間に(それも爆弾だけで)消費するつもりだったわけですな。「戦争には金がかかるのさ」と、したり顔で言う人もあるかもしれませんが、どう考えてもまともな人間の営みとは思えません。 さて、この戦費、この戦争を「支持した」日本にも当然負担を要求されるという見方が強いようです。2月26日に自民党の山崎幹事長は「戦費負担は考えていない」と言明しているそうですが、はたして日本政府はどう対応するおつもり。 イラクの戦後復興にもUSAは露骨な自国主義を通そうとしているとの記事を見ました。石油開発に手慣れているとの名目でUSAの企業を優先しようというものです。さすがにUSA国内からも批判が出ているそうですが、今回の開戦決定プロセスをみると、これも強行されるのかもしれません。目先の事しか、自分の事しか考慮しない姿勢は必ずや将来破綻します。これ、他人ごとではありませんよ。
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テロが防げるのか |
ついにイラク戦争が始まりました。日本政府はUSAを全面的に支持しています。北朝鮮に対する恐怖心のせいだと言います、政府はそれもテロだと説明します。しかし、テロを言うなら、USAを支持する世界でも数少ない国の一つとなったことで、日本が新たなテロのターゲットになりうる可能性について、政府は真剣に考えているのでしょうか。
もとよりテロを擁護するつもりなどありませんが、圧倒的な軍事力の差を見せつけられ、その軍事力が他国の(そして自国の批判勢力をも)意見を無視して遂行されるのなら、テロリストに絶好の口実を与えるようなものではないですか。戦争でテロは防げない
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非暴力・国境なし |
暴力に対して暴力で対応することが正義であるというのが妄想である事は、今世界の各地で起こっている紛争を見れば明らかです。「戦争はどんなに必要であっても常に悪であり、善ではない」(オスロでのカーター元米大統領の演説)暴力の後に残されるものは、怒りと憎悪だけです。 「非暴力平和隊(Nonviolent Peace Force)」という団体があります。朝日新聞や毎日新聞で取り上げられたのでご存じの方もあるかもしれません。武器商人がほくそ笑む暗闇の世の中で、わずかな光を見る思いです。インターネットでもホームページの閲覧ができます。 私もわずかながら、カンパしました 収容所に収監され就職その他に様々な制限が加えられても、兵役を拒否しているイスラエルの若者がいます。パレスチナ人の親子がイスラエル軍の銃撃で傷つき動かなくなっていく場面をTVで見たからだといいます。自らも銃撃で傷を負いながらも、イスラエルの友人とのバスケットボールの試合を再開するため活動をしているパレスチナの青年がいます。NYのツインタワーで失った子供の命が、別の地でまた新たな悲劇を生み出すであろう戦争に利用されることを想い、イラク攻撃に反対している母親がいます。これからの世界を守るのは彼らであるはず。 他国を蔑視させ自国が優位であると思いこませる「愛国心」が何の役に立つのですか?何に利用したいのですか?
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気分はもう戦争 |
今年の夏の事になります。職場のだれかが買ってきた週刊誌がありました、「核の大国中国と戦えば」という表題。国交正常化から30年目の記念式典が行われようというタイミングに合わせた無粋な出版なんでしょうな。「新しい歴史教科書を・・・」の会長とか、漫画家の小林よし○○の記事が満載でした。出版社が小学館というのに、ちょっと驚いた。数年前に「日本国憲法」を読もうという小冊子を送り出した同じ出版社とは思えない、なんという変化であることか。○○やら○○が以前からそういった傾向であったのは感じていたけれど、小学館よお前もか、という感じでした。最近、どちらを向いてもきな臭い記事が平然と載っているのを、世間の人はどうも思わないのでしょうか。こうして、戦時体制への地ならしが成されるのでありましょうか。 先の戦争も、突然に始まったわけではありません。徐々に国民の意識を変化させる動きがあったのです。→加藤陽子、戦争の日本近現代史、講談社新書。 今、日本の自衛隊はアラビア海の米軍に対し燃料補給を続けています。これはもはや「気分」ではなくて、戦争に参加していると見なされてもしかたない状況であることを認識しなくてはなりません。
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北朝鮮報道 |
北朝鮮の工作員が日本で種々の犯罪にかかわっていた事は確かなことなんだろうけど、それに対する反応には、少々違和感を感じていました。北朝鮮に残っている拉致被害者家族のインタビューを放送したり、災害備蓄用の払い下げ乾パンを北朝鮮に送ったことが、拉致被害者の気持ちを逆なでする行為だ、というのは、かなり短絡した思考ではないでしょうか。 拉致された日本人の家族の方が、できるだけ早く再会できることを、私も望んでいますが、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(「現代コリア」内部組織)が、あの「新しい歴史教科書を・・・」の会と関係あるらしい事を知って、ちょっと考えてます。家族の方の救済には、あまり相応しい組織とは思えないです。
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シビリアンコントロール |
「文民統制」というのが適切な言葉かどうか、USAで議論になっています。むしろ戦争の悲惨さを知らない文人の方が戦争を始めることに抵抗を感じないのではないか、という意見です。ブッシュ政権のイラク攻撃に対し、元軍人からの批判が多数でています。 ふりかえって足元を見ると、核の保持を否定しようとしない官房長官とか、戦争をやるぞと公言する民族主義知事とか、戦争の悲惨さを理解しない(あるいは理解しようとしない)公人が大した批判も受けずに仕事を続けているのを見ると、この国のシビリアンも、機能するかどうか怪しいものです。そして、それ以上にマスコミの働きは重要なはずですが、そんな知事を首相にしよう、といった記事を書いているようでは、その期待度もおのずと知れようというもの。となると、我々一人一人がしっかりと目を見開いている必要がありますぞ。
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姜尚中・森巣博、ナショナリズムの克服、集英社新書 池田香代子/新訳・ダグラス・ラミス/解説、やさしいことばで日本国憲法、マガジンハウス 香山リカ、ぷちナショナリズム症候群、中公新書ラクレ●売新聞の所有となった中央公論社から今後このたぐいの書籍が出てくる可能性は・・・ 広瀬隆、アメリカの巨大軍需産業、集英社新書
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