メソッド宣言には、クラス内定義、とクラス外定義の2通りの書き方があります。
一つはクラス宣言式中に、メソッドの定義を書く方法で、下記のようになりま す。
class クラス名 {
:
:
method メソッド名 ([引数名 [, 引数名]...]) 式
:
:
}
もう一つの書き方は、クラス宣言中では名前だけ定義しておいて、後でメソッ ド本体の定義を書く方法です。この時は、予約語methodに続いて、クラ ス名と、メソッド名を`::'でつないで、どのクラスのどのメソッドのかを指定 します。
この場合は、以下のような書き方になります。
class クラス名 {
:
:
method メソッド名; :
:
}
method クラス名::メソッド名 ([引数名 [, 引数名]...]) 式
メソッドも、関数同様、必ず値を返します。メソッドの返す値を使う、使わな いはメソッドの呼びだし側で決める問題です。