next up previous contents
Next: 12.3 クラス束縛演算子 Up: 12. クラスの継承 Previous: 12.1 クラス継承の定義

  
12.2 継承メンバの参照

継承関係のなかで、同一のメンバ名が表れた場合は、通常もっともサブクラス のメンバがアクセスされることになります。


class GrandFather {

public name ;
public Set(name) { ->name = name ; }
}

class Father : GrandFather {
public name ;
public Set(name) { ->name = name ; }
}

class Child : Father {
public name ;
public Set(name) { ->name = name ; }
}

上記のようなクラス継承があった場合、


var firstChild = new Child ;

firstChild->name = "Jonathan" ;
firstChild->Set("Ponce") ;

この aChild->name は、Childクラスで定義されたnameとなります。ま た、aChild->SetもChildクラスで定義された、メソッドSetとなります。

このような継承のなかで、特定のクラスで定義されたメンバを参照したい場合 は、インスタンスに対して、クラス束縛演算子を摘要します。


next up previous contents
Next: 12.3 クラス束縛演算子 Up: 12. クラスの継承 Previous: 12.1 クラス継承の定義
Tetsuo Ono
1998-11-05