カプセルクラスは、特殊なクラスで、Cmmで定数を記述できるデータ型、void、整数、実数、文字列、シンボル、配列、にクラス定義を与えます。そ れぞれのデータ型に対応して、Void、Integer、Real、 String、Symbol、Arrayというクラスが定義されています。
カプセルクラスに対しては、メンバ変数は存在せず、メソッドのみ定義されて います。また、インスタンスの生成はできません。
カプセルクラスのメソッドは、変数からでも、定数からでも、式の演算結果に 対してもメンバ選択演算子->を使って利用できます。
var i = 10 ;
i->IsInteger() ;
10->IsInteger() ;
"ABC"->Concat("DEF") ;
(10 + 20 + 30)->Format (5, `right) ;