throw式は、例外を投げるための式です。
throw式は、予約語throwに続いて式を書きます。式の値は、Exceptionクラ ス、あるいはそのサブクラスのインスタンスでなければなりません。
throw式は、その場で処理を中断します。例外が投げられると、関数、メソッ ドの呼び出し元へ、制御の流れをさかのぼります。
途中で、try-catch式があるとそのcatch部が調べられ、投げられた例外 がcatch部で受け取られたなら、そこで処理が行われ、通常の処理が続 行します。
catch部で例外が受け取られない場合は、さらに、呼び出し元へと制 御の流れをさかのぼります。
try-catch式で受け取られない例外がトップレベルまで戻ってくると、プログ ラムの実行はその時点で終了します。