配列型の代入に関して、演算子`='は、値をコピーしてから代入するので、処 理系には負担のある処理となります。
このため、Cmmでは、配列値を参照するための参照代入演算子:=が用意されて います。下記のコード例の場合、
var x = [1, 2, 3, 4, 5] ;
var y ;
y := x ;
変数xとyは、同じ配列値を参照します。そのため、上記コードに続いて下記の 代入式を実行すると、
y[2] = 10 ;
y[3] = 20 ;
x, yの値は、いずれも
[1,2,10,20,5]
となります。
この状態を図示すると下記のようになります。