Cmmでは、大小比較の記述を簡略化するために、3項の大小比較を記述すること ができます。
<= < > >= は、「正しく」並べることで3項の比較演算を行うことが できます。以下がその記述例です。
10 <= x <= 50
20 > x > 10
"abc" < s < "xyz"
これらの演算は、次のように展開されてから計算されます。そのため、式中で インクリメント、デクリメントなどを行うと、予想外の結果となる可能性もあ ります。
10 <= x <= 50 10 <= x && x <= 50 20 > x > 10 20 > x && x > 10 "abc" < s < "xyz" "abc" < s && s < "xyz"
「正しい」並び方となる3項比較式は、下記の8通りです。
1) 式1 < 式2 < 式3 2) 式1 <= 式2 < 式3 3) 式1 < 式2 <= 式3 4) 式1 <= 式2 <= 式3 5) 式1 > 式2 > 式3 6) 式1 >= 式2 > 式3 7) 式1 > 式2 >= 式3 8) 式1 >= 式2 >= 式3