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6.3 if

if式は、条件によって実行する式を書くための式です。if式は、 下記のように書きます。


if (条件式)

「真のときに実行する式」

または、

if (条件式)
「真のときに実行する式」
else
「偽のときに実行する式」

条件式を評価して、その真偽値が真のときは、「真のときに実行する式」を実 行します。条件式が偽のときには、else部分があれば、「偽のとき実行 する式」を実行します。ない場合は、何も実行しません。

if式の値は、実行した式の値となります。また、条件式の結果が偽で、 else部分がない場合の値はvoidです。

if式の値を利用して、

min = if (a < b) a ; else b ;

と書くと、変数minには、a, b の小さいほうの値が代入できます。

文法構造は、下記のようになります。

`if' `(' <式> ')' <式> [ `else' <式> ]



 
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Tetsuo Ono
1998-11-05